東京では自宅で介護を受けたいという人が多く、訪問介護の需要が高くなっている。特に、東京郊外に住んでいる人たちからの需要が高く、仕事が豊富にあるのが現状だ。給与水準も高いので魅力的だが、仕事の負担が大きくなりがちなのが問題となっている。例えば、従業員一人あたりが対応しなければならない人の数がかなり多く、さらに現場でも色々な要求をされて時間オーバーを起こしてしまいがちなのだ。結果として、過重労働になってしまうケースが多々ある。その解決方法として正社員として働くのをやめてしまえば問題は解決できる。そして、派遣社員として働くのが効果的な対策でもある。
派遣社員の場合には、訪問介護の事業主との間に直接の雇用契約関係がないので、過剰な労働を命じられることはないのだ。派遣で働き始めたときに決められた労働時間や労働日数などに従って働くことが可能だ。どのようなタイミングで働きたいかを予め考えて交渉しておけば、そのときだけ働くことができるだろう。人材があまり足りていない影響もあり、1日からでも働ける待遇の派遣先も中には存在する。
正社員にこだわらなければ派遣社員として訪問介護の担い手になることをおすすめする。研修制度も整っている派遣会社が増えているので、これから訪問介護に携わりたいという人や、今まで仕事に不安を抱えていた人も問題はないだろう。需要が高い東京だからこそ手厚い福利厚生を整え、給与水準も高めにして受け入れてくれているのだ。